間違っていることを言うかもしれないけど、恐れずに解説してみよう。
ちなみに、ボクが直したいポイントというのは、
フロントを当てる前の【突入】の部分になります。
それを踏まえて読んでみてください。
※見本ライダー:Rowan Johns
◆一枚目
ここはフロントを上げ始める直前。
Rowan Johnsは逆足を踏み込むと同時にフロントを上げはじめ、
【ウィリー状態】っぽくしながら進入していきます。
体は後方気味、重心は低く、漕ぎに体重がのります。
ボクは、フロントを上げはじめるのが遅く、重心も高いです。
どこのレベルまで通用するのかわからないけど、
「対象物の高さと同じ分の距離からフロントを上げ始める」
と聞いたことがあるが、そういうことも参考になるでしょうか。
(バニーホップならそういうのも理解はできそうだが)
Rowan Johnsは利き足から踏み込みはじめ、完全な一回転漕ぎで進入します。
ボクは、いまだ半回転からしか合わせられないので、
こういう部分で進入速度の違いがでると思う。
ちなみに、ライアンリーチも半回転で進入してたと思う。
(逆足を12時方向にして進入し→半回転)
◆二枚目
重心は低く、体が後方で、リアタイヤに体重がのっていて、
漕ぎパワーが【グイグイ】きているのが伝わってきます。(見本)
こういう体勢ってのは、違う技からも学べます。
たとえば、ウィジャンで距離を跳びたいときは、まさにこんな感じ。
◆三枚目
ぶち当ての瞬間。
ここで、【前】へのベクトルを【上】へ変換させます。
この瞬間は【爆発】とか【スパーク】とか、まさにそんなイメージ。
ここいらで漕ぎが終わるのがベストかと思うけど・・・?
ボクは漕ぎ終わるのが早いような気がします。
それから、バイクが立ちすぎていて、当てる角度をつけすぎてるのかも?
(舐めさせすぎ→もっと正面からぶっつかっていくつもりで)
ここから次と次の写真はコマ送りでどうぞ。
◆四枚目
当てた次の瞬間。
ハンドルバーが勢いよく反発してくると同時に上へジャンプです。
写真から見て想像つくように、ハンドルバーは低い方が有利になりそう。
◆五枚目
この瞬間は、ボクは初めて気づいて感動したポイントなんだけど、
壁に当て→反発した(一旦壁から離れた)タイヤが、またエッジに当たってます!
これがさらにバイクを上へ押し上げることになるのでしょう。
これをやるには相当高い対象物に挑む必要があるし、
狙ってやってることじゃないと思うけど、すげえ!とか言いようがない。
【TOUCH-UP】じゃなくて、正確には【TOUCH-TOUCH-UP】になるね。
◆六枚目
バイクを引き上げてるところ。
ここではもう何もすることはない。
ボクのはバイクが立ちすぎてて、リアが面に当たってるのかも。
(このへんはフロントを当てる瞬間で決まってしまうのだろう)
◆七枚目
しっかし、この高さに上がるなんて信じられない。(見本)
リアタイヤが地面から離れる部分が小さい【R】になってるとか
なんか仕掛けがあるんじゃないかって疑ってしまうけど、
もしそういう場所的利点があったしても、これはスゴイでしょ。